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『女性学』23号(2015)/2016年3月発行

特集 スポーツにおける男性性の解体 ――〈周辺〉からの試み
特集にあたって 合場敬子
近代スポーツはジェンダー規範を乗り越える手がかりになり得たか? 來田亨子
性的マイノリティのスポーツサークルにおける戦略的競技志向 風間 孝
身体活動としての女相撲
――越境する女性たちのジェンダー・アイデンティティ
亀井好恵
【投稿論文】
ヘーゲルの自立性再考――ケア論の新展開に向けて 岡崎佑香
日本のセクシュアル・マイノリティ運動の変遷からみる運動の今日的課題
――デモとしての「パレード」から祭りとしての「パレード」へ
堀川修平
【研究ノート】
ハードロック音楽とジェンダー/セクシュアリティ
――プレイヤー戦略とオーディエンスの読みをめぐって
堀江有里
【書   評】
バーバラ・エーレンライク/ディアドリー・イングリッシュ著、長瀬久子訳
『魔女・産婆・看護婦――女性医療家の歴史』
池田直子
石田あゆう『戦時婦人雑誌の広告メディア論』 鈴木楓太

A5判 並製 定価2592円(本体2400円+税)
ISBN978-4-88385-184-3

22号(2014)/2015年3月発行 定価2,592円(税込)

特集 出産したらお辞めなさい!? ――産むことをめぐる生政治
特集にあたって 井上輝子
いま、女性を取り巻く現実と「女性が輝く社会」 伊藤和子
子ども虐待の社会・心理的背景 西澤 哲
「事情をかかえた身体」の困難と可能性―「マタニティ・ハラスメント」とはいかなる問題か 杉浦浩美
【投稿論文】
戦時性暴力の再-政治化にむけて―「引揚女性」の性暴力被害を手がかりに 山本めゆ
育児サイト「天津ママネット」と「良き母親」言説 朴 紅蓮
【研究ノート】
米国右派女性に関するフェミニズム研究の展開―<被害者>から<右派フェミニズト>へ 鈴木彩加
【書   評】
アイリス・マリオン・ヤング著、岡野八代・池田直子訳 『正義への責任』 對馬果莉
三部倫子 『カムアウトする親子―同性愛と家族の社会学』 元山琴菜
何春蕤著、舘かおる・平野恵子編、大橋史恵・張瑋容訳
『性/別攪乱―台湾における性政治』
河口和也
非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ・長沖暁子編
『AIDで生まれるということー精子提供で生まれた子どもたちの声』
林 千章

A5判 並製 定価2592円(本体2400円+税)
ISBN 978-4-88385-175-1

21号(2013)/2014年3月発行 定価2,592円(税込)

特集 「女」にとって〈美〉とはなにか?美の秩序?資本化?規範の変容?
特集にあたって 千田有紀
書かれた女性の「美」と身体 水無田気流
(田中理恵子)
美の秩序への対抗:女子プロレスラーの身体が示唆するもの 合場敬子
商品化される少女たちのからだ・こころ・性―性の学習権の保護を― 金子由美子
美醜評価の中を生き抜くために―美醜ハラスメント被害とその対処方法 西倉実季
美の秩序への抵抗の可能性―大会ワークショップ雑感 荒木菜穂
【投稿論文】
「ジャパゆきさん」と呼ばれなかった外国籍女性についての言説分析―1980年代・1990年代の商業雑誌記事を用いて 大野聖良
【書評】
ジョーン・W・スコット著、李孝徳訳『ヴェールの政治学』 唐川恵美子
澁谷知美『立身出世と下半身―男子学生の性的身体の管理の歴史』 冨永貴公
丸山里美『女性ホームレスとして生きる―貧困と排除の社会学』 瀬山紀子
モー・リー・イー/ジョン・シーボルト・エイドリアナ・ウーケン著、玉野慎子 住谷裕子訳『DV加害者が変わる―解決志向グループセラピー実践マニュアル』 伊田広行
牧野雅子『刑事司法とジェンダー』 小川真理子

A5判 並製 定価2592円(本体2400円+税)
ISBN 978-4-88385-166-9

20号(2012)/2013年3月発行 定価2,571円(税込)

特集 「再考・フェミニズムと「母」ー異性愛主義と「女」の分断」
特集にあたって コーディネーター
当事者性と一代主義 加納実紀代
【投稿論文】
世界の「片隅」で、フェミニズムを語る——ネパール、ヨルモ女性のライフ・ストーリー実践 佐藤斉華
授乳の医療化とジェンダー――「母乳ダイオキシン騒動」と助産師の実践知 村田泰子
19世紀後半米国の女性医師M.P.ジャコービーの「栄養論」とフェミニズム 横山美和
【研究ノート】
お姫様/王子様の物語――『革命少女ウテナ』について―― 八木千恵子
【書評】
『女が国家を裏切るとき――女学生、一葉、吉屋信子』 後藤優子
『文学力の挑戦:ファミリー・欲望・テロリズム』 伊藤淑子
『変わりゆく日本の家族』 井上輝子

A5判 並製 定価2571円(本体2381円+税)
ISBN 978-4-88385-157-7

19号(2011)/2012年3月発行 定価2,571円(税込)

東日本大震災に寄せて
まぼろしの岩手2011年度大会と、「すくいとる言葉」としての女性学 海妻径子
特集 「ライフスタイルに中立な社会政策を考える」
特集にあたって 北仲千里
ライフスタイルの公正と家族 千田有紀
「ワーク・ライフ・バランス」をめぐる二つの世界 萩原久美子
「子ども手当」の変質・解体と維持されるジェンダー・バイアス 北明美
【投稿論文】
「性同一性障害者」の自己掲示の変容 石井由香理
介護職の性別職域分離 島原三枝
1970年代の障害者運動における女性障害者の意識変容 二階堂祐子
【研究ノート】
男性性間の階層的関係とジェンダー秩序 川口遼
アメリカ初等中等教育における男女共学・別学論争をめぐって 三宅えり子
【書評】
『依存と自立の倫理――<女(わたし)/母>の身体性から』 高原幸子
『大学生と語る性――インタビューから浮かび上がる現代セクシュアリティ』 富永貴公
『マザー・ネイチャー――「母親」はいかにヒトを進化させたか』 大久保佳美

A5判 並製 定価2571円(本体2381円+税)
ISBN 978-4-88385-144-7

18号(2010)/2011年3月発行 定価2,571円(税込)

特集 「社会を動かす女性学」
特集にあたって 木村涼子
当事者運動との連携により、社会を動かす研究と行動を! 赤羽佳世子
女性学30年の歩み:「社会変化」との関連で 江原由美子
女性学と行政――女性・男女共同参画センターとの関わりを中心に 内藤和美
関係性の問題としての「女性学」「フェミニズム」を考える 荒木菜穂
【投稿論文】
出生をめぐる障害者運動の主張を考える 林千章
演技する身体:「~であること」の表象について 八木千恵子
スウェーデンの養育訴訟におけるDVケースの扱い 善積京子
【研究ノート】
女性関連施設の指定管理者を担うNPOで働く女性のエンパワーメント 伊藤静香
【書評】
『愛の労働 あるいは依存とケアの正義論』 飯野由里子
『<主婦>の誕生――婦人雑誌と女性たちの近代』 伊藤淑子
『ポストコロニアリズムとジェンダー』 下地真樹
『イスラームへの回帰――中国のムスリムたち』 清末愛砂

A5判 並製 定価2571円(本体2381円+税)
ISBN 978-4-88385-134-8

17号(2009)/2010年3月発行 定価2,571円(税込)

特集 「今ジェンダーの視点で問い直す貧困と労働」
特集にあたって 西田みどり
「フリーター彼女」・フェミニズムにおける「他者」として語ること、ないしは私の「他女」と関わること 栗田隆子
シングルマザーの現状と課題 そして日本女性学会とすれ違い 明石千衣子
実践的な学問としての女性学が独自の学際的基盤を構築するために 田中かず子
【特別企画分科会報告】
1 女性の貧困と労働 伊藤淑子・井上恵子
2 フェミニズムから考える環境危機 深江誠子
【投稿論文】
女性地方議員の増加と多様化の検証——党派別キャリア・パス分析から 大木直子
1982年入国管理法の「配偶者ビザ」新設をめぐるジェンダーの交錯——「国際結婚を考える会」の対抗的運動を事例として 小林淳子
女性関連施設事業系熟練職員の実践の分析——発揮されている能力とその相互関係 内藤和美
出生前診断という問題——女性運動と障害者運動の対立を解きほぐすために 林 千章
【書評】
『戦後教育のジェンダー秩序』 木村松子
『1968(上)若者たちの叛乱とその背景 (下)叛乱の終焉とその遺産』 千田有紀
『「家族計画」への道——近代日本の生殖をめぐる政治』 森脇健介

A5判 並製 定価2571円(本体2381円+税)
ISBN 978-4-88385-126-3

16号(2008)/2009年4月発行 定価2,571円(税込)

特集 「男女共同参画と格差社会」
特集にあたって 船橋邦子・伊田広行
(日本型)男性労働の縮小あるいは消去」としての格差社会化 海妻径子
「男女共同参画政策」は今どこにいるのか 皆川満寿美
青森県における男女共同参画の現状と課題——格差の現状および男女共同参画政策の検証 小山内世喜子
【投稿論文】
特性論に基づく男女共同参画条例制定とその後の逆転——宇部市の事例 小柴久子
強姦罪はなぜ親告罪なのか?——刑法言説における「被害者の利益」が意味するもの 高島智世
性別カテゴリーの特異性が現れる「視界の秩序」——「性同一性障害」の人びとへのインタビューデータから 鶴田幸恵
無償労働のなかの「見えない」家事——夫婦の家事分担調査からの検証 藤田朋子
【書評】
『ジェンダー経済格差』『女女格差』 伊田広行
『ナショナリズムの狭間から』 清末愛砂
『レズビアンである<わたしたち>のストーリー』 新田啓子

A5判 並製 定価2571円(本体2381円+税)
ISBN 978-4883851171

15号(2007)/2008年4月発行 定価2,571円(税込)

特集 バックラッシュをクィアする —性別二分法批判の視点から
特集にあたって バックラッシュをクィアする——性別二分法批判の視点から 風間 孝
特集にあたって 伊田久美子
【特集】バックラッシュをクィアする——性別二分法批判の視点から
バックラッシュによる性別二元制イデオロギーの再構築 井上輝子
「中性人間」とは誰か?——性的マイノリティへの「フォビア」を踏まえた抵抗へ 風間 孝
バックラッシュにおけるさまざまなフォビアの解読 クレア マリィ
クィアと「優先順位」の問題 田中 玲
バックラッシュをクィアする——フェミニズムの内なるフォビアへ 金井淑子
【投稿論文】
「新しい公共」における女性の活動の可能性——相互依存を認める社会学をめざして 堀 久美
【研究ノート】
「クィアする」とはどういうことなのか? 飯野由里子
痛みを語るということ、聞くということ、あるいは関係性としての痛み——直野章子『「原爆の絵」と出会う』を手がかりにして 鄭 柚鎮
【報告】
「私」と「クィア」と「女性学」 荒木菜穂
クィア学会が始動しました 堀江有里
【書評】
クレア マリィ『発話者の言語ストラテジーとしてのネゴシエーション』 中村桃子
中村桃子『「女ことば」はつくられる』 れいのるず秋葉かつえ
杉山直子『アメリカ・マイノリティ女性文学と母性——キングストン、モリスン、シルコウ』 矢口裕子
【追悼】
駒尺喜美さんを偲んで——自己を解き放すジェンダー秩序への挑戦の和を生きたひと 桑原糸子

A5判 並製 定価2571円(本体2381円+税)
ISBN 978-4-88385-108-9

14号(2006)/2007年3月発行 定価2571円(税込)

特集 「ジェンダーをめぐる暴力とトラウマ」—暴力への対抗としての、フェミニズムの希望のあり方
暴力への対抗としての、フェミニズムの希望のあり方——特集にあたって 伊田広行
暴力とトラウマ——性暴力やDV被害者との臨床から学んだこと 宮地尚子
構造化された暴力に抗して——今こそ明らかとなるハーグ判決の意義 大越愛子
フェミニズムの観点から教育と「暴力」を考える 木村涼子
投稿論文
性的自由と買売春 下地真樹
英国における第二波フェミニズムの起点
——ラスキン会議における男女平等賃金要求をめぐって
冨永貴公
追悼する母たち——胎児とフェミニズムの行方 松浦由美子
報告
<北京+10> 中国女性学のいま 秋山洋子
書評
小林富久子『ジェンダーとエスニシティで読むアメリカ女性作家——周縁から境界へ』 杉山直子
ベル・フックス『とびこえよ、 その囲いを——自由の実践としてのフェミニズム教育』 伊田広行
バックラッシュを打ち返すための四冊 青山薫

A5判 並製 定価2571円(本体2381円+税)
ISBN 978-4-88385-095-2