特集 ポルノグラフィの言説をめぐって | |
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介入の場としてのゲイ・ポルノグラフィ | 風間孝 |
ポルノグラフィの象徴人類学 —— 男の、男による、男のための儀礼の分析 | 沼崎一郎 |
男性のセクシュアリティとポルノグラフィ —— 支配・自傷・フェティシズム | 森岡正博 |
レポート | |
オーストラリアのポルノ規制と日本の現状比較 | 北原みのり |
投稿論文 | |
変容する‘Self’(自己)とハイブリッドアイデンティティ —— グローバル時代における日本人留学女性の経験 | 櫟本崇恵 |
リブの売春論とセックス・ワーク論とをつなぐ —— 聖母/娼婦の分断への視角 | 細谷実 |
研究ノート | |
女性の結婚行動に関する分析 —— 経済学理論を手がかりに | 中村三緒子 |
ジレンマに向き合う —— 外見の美醜を語るフェミニズムのために | 西倉実季 |
レポート | |
イギリス諸大学の女性学教育 —— その構造と課題 | 井上輝子・ 國信潤子 |
書評 | |
エレン・キャロル・デュボイス『女性参政権と女性の権利』 | 栗原涼子 |
アーカイブ
9号/2002年 定価2571円(本体2381円+税)
投稿論文 | |
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「女ことば」と権力 | 鷲留美 |
教育の客体から参加の主体へ | 金田淳子 |
ジェンダー化された軍事化 | 佐藤文香 |
大学におけるセクシュアル・ハラスメント | 合場敬子 |
女と身体 | 林千章 |
小特集 「女性学の制度化を考える」 | |
上野千鶴子/江原由美子/細谷実/浅野千恵/千田有紀/大海篤子/町田美千代/深澤純子 | |
研究ノート | |
中島みゆき 夜会『金環蝕』フェミニズム的試論 | 藤田ひろみ |
書評 | |
Marilyn Jacoby Boxer. “When Women Ask tde Questions: Creating Women’s Studies in America. “ | 小野坂順子 |
8号/2000年 定価2571円(本体2381円+税)
投稿論文 | |
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中国女性における思想形成 | 秋山洋子 |
日本における女性障害者運動の展開(1) 70年代から80年代後半まで |
瀬山紀子 |
英国におけるブラック・フェミニズムの現在 ——「ブラック」という概念をめぐる議論から見えてくるもの —— | 奥村ゆかり |
特集 —— 女性学と「権威」化 —— 他者を表象することをめぐって | |
支援関係づくりのプロセスにこだわる —— 女性学をあらたな抑圧の道具にしないために —— |
二見れい子 |
他者の表象はどのように可能か —— レズビアンの場合 —— | 渡辺みえこ |
フェミニストであることと研究者であること —— 個人史を題材に —— | 内藤和美、辻智子 |
表現という暴力 | 田川建三 |
<特集>の最後に —— 女性学と学会誌の現在とこれから | 8号編集委員会有志 |
7号/1999年 定価2571円(本体2381円+税)
特集1 20世紀の女性表現 | |
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近代化と女性表現の軌跡 | 水田宗子 |
女性アーティストのふり返られ方 | 萩原弘子 |
〈性の政治〉と20世紀女性短歌 | 阿木津英 |
20—21世紀を繋ぐ女性表現 | 小林富久子 |
特集2 女性雇用の危機 | |
危機にたつ女性の雇用 | 中野麻美 |
就業形態の多様化と女性の雇用不安 | 小松満貴子 |
危機を好機とするために | 田中かず子 |
投稿論文 | |
日米女性兵士をめぐるジェンダー・イデオロギーの変遷 | 佐藤文香 |
アジア女性メールオーダー・ブライド論考 | 河原崎やす子 |
書評 | |
G.ポロック『視線と差異』 | 堀ひかり |
記録 | |
日本女性学会・第2の10年 —— その歩みと問題点 | 秋山洋子 |
6号/1998年 定価2571円(本体2381円+税)
特集 教育の場からジェンダーを問う | |
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学校におけるジェンダー・フリー教育と女性学 | 舘かおる |
ジェンダーを再生産する文学教材・・自我形成期の子どもたちが読み取るもの | 森本エリ子 |
「ジェンダー」が市民権を得るまで・・性教育の多様性からスタートして | 太田ふみ子 |
男女共学と男女平等教育の内実・・公立高校の現場から | 賀谷恵美子 |
専門教育科目としての女性学・・大阪女子大の場合 | 萩原弘子・船橋邦子 |
女性学の「周辺」からの「女性学」の再考・・日本の女性学の次なるステージへ | 金井淑子 |
論文 敗戦直後の新聞にみる「女性参政」 | 斎藤正美 |
「女性の特性」を生かした労働と技術革新 | 佐藤千登勢 |
ことばとジェンダーと権力の関わりに迫る | 湯川純幸 |
ほか |
5号/1997年 定価2571円(本体2381円+税)
特集 女性と政策決定過程 | |
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女のいない政治過程・・日本の55年体制における政策決定を中心に | 岩本美砂子 |
アメリカ合衆国における「女性と政治」研究・・政策決定過程とジェンダー | 相内真子 |
フランスにおける男女平等政策の推進 | 植野妙実子 |
韓国の女性政策決定過程においての女性運動の役割 | 韓 明淑 |
資料・韓国「性暴力特別法」 | |
論文 米軍基地と「買売春」 | 平井和子 |
“蛇”にみる鴎外と晶子のジェンダー | 中島美幸 |
自分癒しと真のシスターフッドを求めて | 二見れい子 |
女性と自己愛 | 田中明子 |
4号/1996年 定価2057円(本体 1905円+税)
特集 アジア・太平洋地域の女性学 | |
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中国の女性学・・李小江の「女性研究運動」を中心に | 秋山洋子 |
韓国女性学と民族・・日本軍「慰安婦」問題をめぐる“民族”議論を中心に | 山下英愛 |
韓国における「女性とメディア研究」の動向 | 鄭好善 |
アジア・太平洋地域における女性の地位向上のためのナショナルマシーナリーの現状と課題 | 橋本ヒロ子 |
論文 「清き誌上でご交際を」 | 佐藤・佐久間りか |
〈母の親権〉の誕生 | 広井多鶴子 |
多様なフェミニズムとアイデンティティの自己決定 | 堀田碧 |
仕組まれた「水子信仰」のルーツと展開〈下〉 | 溝口明代 |
3号/1995年 定価2057円(本体 1905円+税)
特集 女性が問う“家族法” | |
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戸籍・別姓・非婚・・ シンポジウム報告 | 戒能民江、中田千鶴子、善積京子、大村芳昭、舘かおる |
資料・諸外国における婚外子立法一覧 等 | |
論文 英語教科書の「政治的公正さ」とフェミニズム | 佐々木恵理 |
ジェンダーのアイデンティティーと他・多なる「自己」 | 新田啓子 |
ほか |
2号/1994年 定価2057円(本体 1905円+税)
論文 高齢者福祉とフェミニズム | 松本千鶴子 |
女性と資本主義・・「マルクス主義フェミニズム」の理論的枠組 | 古田睦美 |
リベラリズムへの抵抗原理としてのフェミニズム | 桑原糸子 |
植民地の入口と出口 | 新田啓子 |
フランスの『婦人の百科事典』の企画と出版をめぐって | 小山美沙子 |
はびこる女性差別と「コクサイ人」のゆくえ・・中学英語教科書の実態と今後の課題 | 佐々木恵理 |
「男性」の思想と社会の形成・・仕組まれた「水子信仰」のルーツと展開〈上〉 | 溝口明代 |
ほか |
創刊号/1992年(売り切れ) 定価2000円
論文 エレン・ウェストの症例・・拒食症をめぐって | 河野貴代美 |
生殖の自己決定権と日本的政策決定 | 岩本美砂子 |
〈主婦〉の誕生・主婦概念の変遷・・日本の場合 | 今井泰子 |
学会12年目に寄せて・・その歩みと将来への展望 | 藤枝澪子、駒尺喜美、小林富久子、 松原純子、桑原糸子、しま・ようこ |
ほか |