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個人研究発表・ワークショップ募集について(2015.02)

 個人研究発表・ワークショップ募集について

タイトルと発表の概要(200字程度)・発表のカテゴリー(個人研究発表、パネル報告、ワークショップのいずれか)・発表時に使用する機材(希望にそえない場合もあります)を記載して3月20日(金)24時までに、ニュースレター担当の飯田祐子・西倉実季までメールでお知らせください。受信トラブルを避けるため、両名にお送り願います。
ワークショップは、参加者との共同作業でテーマを発展させていく取り組みであり、個人研究発表とは性格の異なるものです。原則として複数の発表者がひとつの分科会全体(2時間程度)を担当していただきます。
個人研究発表はひとつの分科会で3、4人の方に発表をしていただきます。この組み合わせは通常応募状況によって幹事会で決め司会も幹事会から出しますが、あらかじめ共通テーマの方々3名以上が集まり、共同でパネル報告に応募していただくことも可能です。その場合、公平な各発表時間の配分と質問の時間を十分とることにご留意いただき、テーマ、時間配分、司会者などを申込者が決めてからご応募ください。

2015年度大会予告(2015.02)

 会場:京都市男女共同参画センター ウィングス京都

京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町 262

  • 地下鉄「烏丸御池」駅(5番出口)より徒歩約5分
  • 地下鉄「四条」駅・阪急「烏丸」駅(20 番出口)より徒歩約5分
  • 宿泊は各自で手配して下さい。
    京都市中心部、「四条烏丸」もしくは「京都駅」周辺のホテルが便利です。
    詳しいアクセスは http://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access/ をご覧ください。

大会シンポジウム:
スポーツにおける男性性の解体:〈周辺〉からの試み

大会日程:

5月 16 日(土)13 時〜 16 時 30 分(予定)
大会シンポジウム、その後総会、懇親会
5月 17 日(日)9時 30 分〜 15 時(予定 昼食休憩を一時間ほど含みます)
個人研究発表、ワークショップ


2015年大会シンポ趣旨

スポーツにおける男性性の解体:〈周辺〉からの試み

パネリスト:來田享子さん、風間孝さん、井谷惠子さん、亀井好恵さん
コーディネーター:合場敬子・堀江有里

趣旨説明

近年、スポーツ領域でのセクハラ問題や男女別カテゴリーで実施されているスポーツのあり方などに批判的な関心が集まっている。これは、スポーツが規範的な女性性や男性性、異性愛主義を再生産する強力な社会制度の一つであることに起因している。
近代スポーツは、よく知られているようにその誕生から男性性と強い結びつきを持ってきた。そのため、「男性性」とは異なる性質を持つべきであるとされた女性は、近代スポーツにおいては周辺におかれてきた。また男性同士の強いきずなが形成されてしまうスポーツでは、そのきずながセクシュアルなものではないことを強調するために、異性愛以外のセクシュアリティを抑圧してきた。
一方で、周辺化されてきた女性も多くの挑戦を通じて、近代スポーツに層として参加するようになってきた。女性のスポーツ参加状況を見てみると、年齢によって差異が認められる。20歳代以上の成人女性では、運動・スポーツを全くやらない層と積極的に参加する層に二極化していることが指摘されている。他方、学校期の女性では、小学3、4年生ごろから運動離れが始まり、高校で顕在化することが明らかになっている。このように、一般女性とスポーツは複雑な関係にあることが推察される。
シンポジウムでは、一般女性や性的マイノリティなどの、スポーツの領域で周辺化されてきた存在が、男性性と深く結びついてきた近代スポーツを、どのように変容させることができるのかを模索したい。さらに、近代スポーツ以外の身体活動もジェンダーとの結びつきを持っているものが多い。男性性を象徴する身体活動に女性が参加することで、男性性や女性性をどのように揺るがすことができるかについても併せて議論したい。


プレ研究会のお知らせ(2015.02)

 研究会のご案内

2015 年大会シンポジウム プレ研究会

大会シンポジウムのパネリストにおいでいただき、シンポジウムに向けた準備の研究会を開催します。どなたでも参加できます。資料等準備の都合上、参加希望者はなるべく事前に研究会担当幹事までメールでご連絡ください。
日時:2015年3月8日(日)13時~15時
場所:お茶の水女子大学本館1階カンファレンスルーム(135)
所在地:東京都文京区大塚2-1-1
■東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅より徒歩7分
■東京メトロ有楽町線「護国寺」駅より徒歩8分
■都営バス「大塚二丁目」停留所下車徒歩1分
詳しいアクセスは、下記のサイトをご覧ください。http://www.ocha.ac.jp/access/index.html

研究会担当:清末愛砂

2015/3/8 スポーツにおける男性性の解体:〈周辺〉からの試み

2015 年大会シンポジウム プレ研究会

スポーツにおける男性性の解体:〈周辺〉からの試み

パネリスト:來田享子さん、風間孝さん、井谷惠子さん、亀井好恵さん

大会シンポジウムのパネリストにおいでいただき、シンポジウムに向けた準備の研究会を開催します。どなたでも参加できます。資料等準備の都合上、参加希望者はなるべく事前に研究会担当幹事までメールでご連絡ください。
日時:2015年3月8日(日)13時~15時
場所:お茶の水女子大学本館1階カンファレンスルーム(135)
所在地:東京都文京区大塚2-1-1
■東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅より徒歩7分
■東京メトロ有楽町線「護国寺」駅より徒歩8分
■都営バス「大塚二丁目」停留所下車徒歩1分
詳しいアクセスは、下記のサイトをご覧ください。http://www.ocha.ac.jp/access/index.html
研究会担当:清末愛砂

選挙管理委員会からのお知らせ

選挙管理委員会からのお知らせです。
先日、ニューズレター、名簿と一緒に投票用紙を送付しましたが、
開票の時間の表記に誤りがありました。
お詫びし訂正いたします。

誤:3月30日 午後10時
正:3月30日 午前10時

2014年度少額研究活動支援の対象者の承認

2014年6月14日に開催された総会において、2014年度少額研究活動支援の対象者の承認がなされました。今年度は4名からの申請があり、うち3名が採択されました。

採択者の氏名と研究テーマは以下の通りです。

後藤優子:なにが彼女たちをそうさせたのか?金子文子とシモーヌ・ヴェイユの近代(仮題)

杉本和子:戦後日本映画における「女教師」と「芸者」

巽真理子:現代日本の父親の男らしさと子育てというケア-ケア論からの「父親の子育て」再考-

日本女性学会2014年度「少額研究活動支援」対象者募集のお知らせ

日本女性学会では、研究財源が確保しにくい会員の日本女性学会の趣旨に沿った活動を支援するため、以下のとおり、「少額研究活動支援制度」を創設しました(2011年総会承認)。
金額はささやかな支援ですが、学会による審査制の研究資金ですので、採択された方はキャリアに役立てていただけます。ぜひ活用ください。

■応募期間 2014年4月30日(水)締切
■応募用紙 別紙1(2014年度応募用紙)[Microsoft Word(.doc)形式][PDF形式]
■報告用紙 別紙2(2014年度報告用紙)[Microsoft Word(.doc)形式][PDF形式]

なお、2013年度少額研究活動支援採用者の方の報告用紙はこちらです
■2013年度報告用紙[Microsoft Word(.doc)形式][PDF形式]

日本女性学会 少額研究活動支援実施要綱

1.目 的 常勤ないし正規雇用契約をもたず、そのために研究財源の確保に困難をかかえている会員の研究活動を支援することを目的とする。
2.内 容 毎年、常勤ないし正規雇用契約をもたない会員10名を対象に、その日本女性学会の趣旨に沿った活動に対して、1人あたり3万円の研究活動支援金を支給する。
3.募 集 募集は以下の通り行う。
(1) 募集は毎年1回(4月頃)実施する。
(2) 募集、募集期間、その他必要事項は、日本女性学会ウェブサイト、学会ニュース、メールニュースによって周知する。
(3) 希望者は、所定の応募用紙に必要事項を記入し、日本女性学会事務局宛郵送で提出する。
応募用紙は日本女性学会ウェブサイトに備える。
4.応募要件 応募要件は以下の通りとする。
(1)前年度までの会費が納入されていること
(2)日本女性学会会員の会費区分6000円の者
(3)常勤ないし正規雇用契約下にないこと
(4)日本学術振興会特別研究員でないこと
5.対象者の
決定
(1)支援対象者は、使途、科学研究費補助金の申請しやすさをはじめ研究活動財源の状況等を考慮して幹事会で協議し、総会に諮って承認を得る。
(2)応募者に現役幹事が含まれているときは、当該幹事は協議に参加しない。
(3)要件を満たし、研究財源の確保に係る状況が同等とみなされる応募者が11名以上となった場合は、抽選によって支援対象候補者を決定する。
(4)採択された支援対象者の氏名と、助成対象となる研究活動は、対象者の決定後、学会HPにおいて公開される。
6.報 告 (1)受給者は、受給から1年以内に、支援金を活用した研究活動についての報告を行う。報告用紙は日本女性学会ウェブサイトに備える。
併せて、受給から3年以内を目途に、同研究の成果を日本女性学会大会または日本女性学会誌『女性学』に発表することが望ましい。
(2)受給から1年以内に事務局に対して報告がない場合、支援対象者に返金を求めることがある。
7.改 廃 本要綱の改廃は、総会の議を経てこれを行う。
附  則 本要綱は、2011年9月25日から施行する。
本要綱は、2012年6月2日から改正施行する。
本要綱は、2014年1月1日から改正施行する。