作者アーカイブ | 西倉実季

ニュースレターNo.160発行しました

ニュース目次


次回大会予告

日本女性学会 2024 年度 大会シンポジウム趣旨

個人研究発表・パネル報告・ワークショップ募集について

会員の著書紹介

会員の著書紹介募集

「少額研究活動支援」対象者募集

会費納入のお願い

 

2024 年度日本女性学会大会情報

次回大会予告

※対面で開催の予定です

会場:武蔵大学江古田キャンパス
大会シンポジウム
「女性学を継承する」
大会日程(予定)

1 日目 6 月 8 日(土)13 時〜 16 時 30 分(予定)
大会シンポジウム、その後総会、懇親会
2 日目 6 月 9 日(日)9 時 30 分〜 15 時(予定 昼食休憩を 1 時間ほど含みます) 個人研究発表、パネル報告、ワークショップ

 

大会シンポジウム「女性学を継承する」

シンポジスト:上野千鶴子(認定 NPO 法人ウィメンズアクションネットワーク) 佐藤文香(一橋大学)
司会/コーディネーター:内藤和美・牟田和恵(日本女性学会幹事)

日本女性学会が設立されたのは、1979 年である。ア メリカの諸大学で women’s studies に学んだ井上輝子が 賀谷恵美子らとともに「女性学」を提唱したのは 1970 年代半ばで、これが女性学会の設立につながったのである。
女性学は、既存の学問が圧倒的に男性によって担われ、 男性の社会的経験に基づいて理論化・体系化されてきた ことへの問題意識からはじまった。その歪みをただし、 新たな方法論や概念・理論や解釈を作りあげ、性差別が どのようなものであり、どう再生産されるのかを解き明 かそうとしたのである。
また、女性学は、性差別の撤廃を求めるフェミニズム の学問的表現としての歴史を持つ。日本女性学会が創設されてから約半世紀の間、男性学が誕生し、ジェンダー 研究という名称も加わり、さらにはセクシュアリティの 研究、またジェンダーとのさまざまな交差を問うような 多様な研究の展開がおこなわれてきた。
こうした歴史に鑑みて、いま、女性学の固有性や現代 的意味を改めて問う必要があるのではないかと思われ る。
シンポジウムでは、日本の女性学の創設世代の研究者 として上野千鶴子、続く世代の研究者として佐藤文香に、 女性学が何であり、どう継承していくべきなのかについ て論じてもらう。指定討論者にも登壇いただく予定であ る。

 

個人研究発表・パネル報告・ワークショップ募集について

カテゴリー(個人研究発表、パネル報告、ワークショップ)を明示したうえで、以下の方法でご応募ください。

・個人研究発表:発表タイトル、発表者名(所属)、要旨(150 字以上 200 字以下)
・ パネル報告:パネルタイトル、コーディネーター名(所属)、各発表者名(所属)、各発表タイトル、各要旨 (150 字以上 200 字以下)、司会者名(所属)
・ワークショップ:テーマ、コーディネーター名(所属)、各発表者名(所属)、概要(150 字以上 200 字以下) 締め切り:3月31 日(日)24 時

● 個人研究発表は、ひとつの分科会で、3 〜 4 人の方に発表していただきます。幹事会で発表の組み合わせと進 行担当幹事を決めます。
● パネル報告は、共通するテーマの 3 件以上の研究発表で構成してください。公平な時間配分と十分な質疑時 間の確保にご留意ください。
● ワークショップは、参加者との共同作業でテーマを発展させていく取り組みで、研究発表とは性格の異なるも のです。原則として複数の発表者が分科会全体(2 時間程度)を担当していただきます。
● 発表者、コーディネーター、司会は会員に限ります。応募の際にご確認ください。非会員の方は応募時にご入 会ください。
● 個人研究発表・パネル報告・ワークショップをされる方で、学生、院生、OD 等、常勤職についていない方に は、学会より旅費の補助を行います(総額 10 万円を人数と距離に応じて配分しますので、補助金額は未定です)。 希望される方は、報告申込の際に、その旨記載ください。
応募は、以下のそれぞれの URL に入力ください。

個人発表:https://x.gd/ZgrYi

パネル報告:https://x.gd/K9wWP

ワークショップ:https://x.gd/NeaM1

URL で入力ができない場合、以下 2 名のアドレスにご連絡ください。
三枝麻由美、西倉実季(メールアドレスは、ニュースをクリックしてみてください)

 

「少額研究活動支援」対象者募集

日本女性学会では、「少額研究活動支援」により、常勤ないし正規雇用契約をもたず、研究財源の確保に困 難をかかえている会員の研究活動を支援しています。下記の通り、2024 年度の支給対象者を募集します。さ さやかな活動ですが、ぜひ活用ください。

内 容 対象者の日本女性学会の趣旨に沿った活動に対し、1 人あたり 3 万円の研究活動支援金を支給する。
対 象 2024 年 4 月 1 日以降に常勤ないし正規雇用契約をもたない会員 10 名
応募要件
(1)前年度までの会費が納入されていること
(2)日本女性学会会員の会費区分 6,000 円の者
(3)常勤ないし正規雇用契約下にないこと
(4)日本学術振興会特別研究員でないこと
ただし、本研究活動支援金の支給は一人あたり 3 回までとする。
応募方法 日本女性学会ウェブサイトに備える応募用紙により日本女性学会事務局宛郵送
応募締切 2024 年 4 月 20 日(土)着分まで
詳細および応募用紙 日本女性学会ウェブサイト「助成」のページ

*なお、報告書の〆切は 2025 年 6 月末です。提出された報告書はホームページに掲載します。

ニュースはこちらです→news160公開版

ニュースレターNo.156発行しました

2022年度日本女性学会大会報告

シンポジウム(「ジェンダー化された表象とフェミニズム」)報告

シンポジウム参加者から(合場敬子、高橋幸、山口真紀)

パネル報告

ワークショップ報告

個人研究発表一覧

その他

会員の著書紹介
•リサ・ラッツ著、杉山直子訳『パッセンジャー』小鳥遊書房、2021年
•堀川修平著『気づく立ち上がる育てる一日本の性教育史におけるクィアペタゴジー』エイデル研究所、2022 年
•杉田映理・新本万里子編『月経の人類学—女子生徒の「生理」と開発支援』世界思想社、2022年
• 熊田一雄著『格差社会の宗教文化—「民衆」宗教の可能性を再考する』風媒社、2022年
•飯野由里子・星加良司・西會実季著『「社会」を扱う新たなモード— 「障害の社会モデル」の使い方』生活書院、2022年
• 佐藤文香著『女性兵士という難問—ジェンダーから 問 う戦争・軍隊の社会学』慶應義塾大学出版会、2022 年
•シーラ・ェフリーズ著、GCジャパン翻訳グループ ( 森田成也、キャロライン・ノーマ、千田有紀、佐藤律)訳『美とミソジニー—美容行為の政治学』慶應義塾大学出版会、2022年

会員の著書紹介募集

次回大会お知らせ

会費納入のお願い

詳しくは
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