18号(2010)/2011年3月発行 定価2,571円(税込)

特集 「社会を動かす女性学」
特集にあたって 木村涼子
当事者運動との連携により、社会を動かす研究と行動を! 赤羽佳世子
女性学30年の歩み:「社会変化」との関連で 江原由美子
女性学と行政――女性・男女共同参画センターとの関わりを中心に 内藤和美
関係性の問題としての「女性学」「フェミニズム」を考える 荒木菜穂
【投稿論文】
出生をめぐる障害者運動の主張を考える 林千章
演技する身体:「~であること」の表象について 八木千恵子
スウェーデンの養育訴訟におけるDVケースの扱い 善積京子
【研究ノート】
女性関連施設の指定管理者を担うNPOで働く女性のエンパワーメント 伊藤静香
【書評】
『愛の労働 あるいは依存とケアの正義論』 飯野由里子
『<主婦>の誕生――婦人雑誌と女性たちの近代』 伊藤淑子
『ポストコロニアリズムとジェンダー』 下地真樹
『イスラームへの回帰――中国のムスリムたち』 清末愛砂

A5判 並製 定価2571円(本体2381円+税)
ISBN 978-4-88385-134-8