2019年度大会シンポジウムプレ研究会報告

2018年3月10日に武蔵大学において、「男性性研究で何がみえてくるか」と題して、2019年大会シンポジウムのプレ研究会を開催した。今回は予定シンポジスト4人のうち、都合により欠席となった田房永子さんを除く3人(江原由美子さん、平山亮さん、すぎむらなおみさん)にお越しいただき発表をしていただいた。
江原さんは「なぜ「男はつらいよ」路線の男性性研究は嫌われるのか?-男性性研究のフェミニズムにとっての意義ー」、すぎむらさんは「現場レポート」として、学校の状況の報告と、少年スポーツチームの報告の2本を報告された。平山さんは「『らしさ』による制約」で終わらない男性性研究へ」と題する報告をされた。参加者から質問や熱心な議論がいくつか続き、各報告を興味深くお聞きし、報告者同士も互いに刺激されあいながら、大会本番のシンポジウムでの各報告者の役割分担や流れ、順番などについての調整を行った。
(北仲千里)