【重要】学会ニュース119号:大会プログラムの訂正とお詫び

先日お送りしました学会ニュース119号掲載の2010年度学会大会プログラムの個人研究発表に掲載漏れがあり、以下のご発表を追加させていただきます。
なお、ホームページには訂正後の正確なプログラムを掲載いたしました。プログラム訂正のご報告は会員のみなさまにハガキで通知いたします。
ご発表者、ならびに会員のみなさまにたいへんご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。

幹事会 学会ニュース担当

第2分科会・第4報告

藤田嘉代子 家事労働再考〜メンタルな家事を中心に

従来の家事分担研究においては、料理・洗濯・掃除といった作業が、家事内容の代表として扱われ、それがどのくらい女性や男性においてなされているか、時間や頻度で計測される量的把握が中心となってきた。しかし、多くの妻/母親がしている家事労働はそれだけではない。本報告では2007年〜2008年に行った育児中の母親・父親インタビュー調査に基づいて、子育て中の親たちが家事育児について何を分担し何を分担していないのか、報告する。特に、メンタルな家事をキー概念として、従来の家事の量的計測では把握されてこなかった女性/母親の負担を明らかにする。