女性学Vol.29発行されています

女性学Vol.29が発行されています。

特集
特集にあたって
2021 年大会シンポジウム巻頭言
「ポストフェミニズム」を、どの視座からいかに問うのか
海妻径子・荒木菜穂(コーディネーター)
ポストフェミニズムから 99%のためのフェミニズムへ 菊地夏野
ポストフェミニスト的言説パターンの登場とその特徴 高橋幸
ジェンダー平等が達成されたと思わされている社会機構はなにか 近本聡子

論文
『青鞜』におけるレズビアニズムの再考 ―掲載小説を手掛かりにして 趙書心
運動部活動におけるミソジニスティック/ホモフォビックな会話と性差別意識 三上純
1990年代の中国本土における当事者による同性愛言説の形成 ―呉春生をはじめとする運動家の活動を中心に 于寧

究ノート
デートDV予防教育の効果に関する調査研究 ―自然言語処理手法を援用した試み 長安めぐみ
情報・書評・新刊紹介
トランス・オーラルヒストリーの視点 北米の研究動向を中心に 武内今日子
シンジア・アルッザ、ティティ・バタチャーリャ、ナンシー・フレイザー著、惠愛由訳
『99%のためのフェミニズム宣言』 遠山日出也
大串尚代著『立ちどまらない少女たち ――〈少女マンガ〉的想像力のゆくえ』 伊藤淑子
広井多鶴子編著『下田歌子と近代日本 ――良妻賢母論と女子教育の創出』石崎裕子
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