女性学Vol.31発行されています

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特集

特集にあたって 2023年大会シンポジウム

巻頭言 性犯罪、性暴力に対して日本社会はどう変わったか~加害者が責任を取らされ、被害者の思いが受け止められる社会への道のり 北仲千里(コーディネーター)

支援現場からみえる性暴力被害の実態 周藤由美子

2023年6月刑法改正~同意のない性的行為は処罰されるのか 中山純子

メディアと性暴力〜当事者性と報道、その背景 吉永磨美

 

論文

女性研究者が語る研究職としてのキャリアに関する意識の変化――大学が実施する上位職育成プログラム参加者へのインタビュー調査から 樋熊亜衣・河野禎之

洋風化粧の普及におけるジェンダーの利用―美容師の役割に着目して  楊 雅韻

「人格的ケア関係」としての夫婦における親密性と平等性ー「フェミニズム正義論」を手がかりとして

岡田玖美子

自衛隊の軍事的男性性をいかに論じるのか―戦う軍事組織か、戦わない軍事組織か 児玉谷レミ

 

書評

杉浦郁子・前川直哉著、『「地方」と性的マイノリティ——東北6県のインタビューから』 大森駿之介